2005年03月07日

ただいま

050307_1720~01.JPG東京に戻りました。
久しぶりに見る東京の人は、なんだかせかせかしとります。
ドアが開いた瞬間、当たり前のように階段に向かって走って来る人々の群れを見て、
なんだかゲンナリしてしまいました。

しかし、ぼくは(最低でもあと2年間は)ここで生活します。
この「人ゴミ」の街で。
ここが、ぼくのホームなのだ。


ホッとしたら、どばどばと疲れが出てきました。
でも今回のは、出発する時のそれとは違って、
たぶんに肉体的なものです。健康的な疲れ。


明日くらいにこの記事に追記して、ひとまず〆にします。
カテゴリーも整理して、独立させる予定。


いろいろやることがたまっていますが、
今日のところは、ゆっくり休みます。
とりあえず、無事に帰ってきました。

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〈駅の立ち喰いそばの美学〉についての短い考察

050307_1232~02.JPG旅の途中で食べる、駅の立ち喰いそばが好きだ。

「立ち食い」ではない。「立ち喰い」である。
またこの場合、「うどん」ではなく、「そば」であることが望ましい。
(あくまでもぼくの個人的感想である。
また名古屋人として、「きしめん」は特例的に認めることとしたい。
なお、きしめんはうどんの変種だと思ってる人は、大間違いのこんこんちきなので、
今すぐに認識を改めてもらいたい)

もとい。

ぼくはたいてい「月見そば」を頼む。
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2005年03月06日

旅の終わり:ライク・ア・ローリングストーン

仙台駅構内ドトールにて記す。

気が済みました。
東京から逃げ出して、
仙台まで逃げて、
今日一日遊び倒して、
気が済みました。

当初はもう少し北上して、青森の最北端まで行ってみよう、
とか考えていたんですが、
もう十分気が済んでしまったので、
今日、くだんの友人に会ったら、
明日、東京に戻ります。

やりたいこともたまっているし、
自意識全開状態も、収束しました。

これからはその溢れるエネルギーを、
人とより良い関係を築いていくのに使おうと思います。

松島で散々一人で歩き回って、
景観の美しさに感動して、
目の前を飛ぶカモメの流線形の体に感動して、
誰もいないひっそりとしたお寺でボケーッとして、
しかし最終的には、
人に会いたくなりました。

全ての人間関係がめんどくさくなって逃げた先で、
結局は人との関係を求めました。

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かもめー!!

050306_1113~02.JPGうははははー!  

松島ー!!

050306_1127~02.JPG  

ある小説家の言葉

同じ構造を、もうひとつ。

───────

「ぼくは自分の作品に対する批評は、
いっさい読まないことに決めてるんだ。
その方が、幸せに生きられるからね」

「世の中には、知らないで済むなら知らない方がいいことも、たくさんある、
ということですね」

「ま、そういうことだな。
逆に、「世の中に知らない方がいいことなんて、〈ひとつもない〉」と考えることだってできる。
どちらを選ぶかは、生き方の問題だな。
君が自分で決めることさ」
  

小説の一場面、メモ

自意識の果てなき暴走は続く。
もういまさら失うものは、何もない。

────────
「なに、嫌いなものを好きになるなんて、かんたんなことさ。
自分がそいつに与えてる意味付けを変えればいいんだ」
「かんたんと言っても難しくて、
わしが今まで本当に成功したことは、数えるほどしかないがね」

「理屈はかんたんでも実行するのは難しいことは、世の中にはたくさんある、
ってことですね」

「ま、そういうことだな。
でも、君なら挑戦してみる価値はあると思うよ。
変〈える〉ことはできなくても、変〈わる〉ことはあるしね」
そう言ってニッコリと笑うと、
おじいさんは跡形もなく消えてしまった。  

【うつ状態観察日記5】悪夢

050306_0623~01.JPGおはようございます。
東北大に通っている高校時代の友人のアテが外れて、
ビジネスホテルで一泊しました。

とてもいやな夢を見ました。

ぼくは雪の積もる、とても寒い駅のベンチに座って電車が来るのを待っていて、
隣りには駅員さんがいます。

すると、その駅員さんが突然、凍死してしまうのです。
必死に揺り動かしても全く反応はなく、
駅員さんはとても気持ち良さそうに眠っていて、
ぼくは
「俺がやったんじゃない!ぼくはただ隣に座っていただけだ。
俺のせいじゃない!俺は悪くない!」
と泣きそうになりながら必死に弁解するのですが、
決して誰にも信じてもらえない、
という夢でした。

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2005年03月05日

杜の都で風の歌を聴く

050305_2351~02.JPGなんとか日付の変わる前に、
本日の目的地、仙台に到着。
明日は仙台観光をして、さらにもう少し北上します。
とりあえず、今日はここまで。

電車の中で、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』を読んでいました。


「どんなに惨めなことからでも人は何かを学べるし、
だからこそ少しずつでも生き続けることができるのだということです。」
(同書142ページより)


村上春樹はごく最近までずっとなんとなく敬遠していたのですが、
今日この本をとっさに本棚から選んでカバンに詰めたのは、
ここ最近でいちばんの「正解」(というか、「珍しく正解」…)でした。
この本に出会えたことと、
出会うキッカケを与えてくれた人に感謝します。


今日はぐっすり眠れそうです。

誰がなんと言おうと、断固として、ぐっすり、安らかに眠ります。


それでは、おやすみなさい。



風の歌を聴け  

2005年03月04日

【お休みします】雪の沈丁花

【お休みします】雪の沈丁花
雪の沈丁花

えれきてる研究会の報告とか,
今日で駒場は最後だったこととか,
いろいろ書くことはあるのですが,
更新する意欲を無くしてしまったので,しばらくお休みします。


写真は,今朝,猫の額ほどの庭で撮った沈丁花。
つぼみが膨らんで,咲くところまであとほんの少しだったのに,
すっかり雪をかぶってしまいました。

  「沈丁花 みだれて咲ける 森にゆき
   わが恋人は 死になむといふ」
                   若山牧水

どうにもならないのです。
理屈ではなく,感情の問題なので。
ま,しばらく放っておくしかない。
生きてれば,よくあることです。

甘やかしてはいけないので,
放っておいてください(^^;)。
コメントはノットウェルカム。受け付けない設定にしておきます。

ではでは。


【3月5日0時59分の追記】
なんかほんとにもう,「合わせる顔がない」というか,
「穴があったら入りたい」というか,
自分の未熟さが,ホントに恥ずかしいです。

この記事も恥ずかしすぎて,
猛烈に削除したい衝動に駆られているのですが,
まぁ,自分をいじめるために,残しておきます。



…マゾだな。



【追記;整理】(05,3,9)
この後,発作的に旅に出ました。
旅日記としてカテゴリーを独立させましたが,
以下の記事はうつ病記・うつ病考の中に入れてあります。

【うつ状態察記録1】情緒不安定につき

【うつ状態観察日記2】賽の河原

【うつ状態観察日記3】自傷行為の欲求

【うつ状態観察日記4】 太宰治状態  
Posted by gandhi at 20:39仙台逃避旅行記