2006年の抱負を決めてから,1週間(と少し)。
いまのところ,順調である。
毎日6時に起きて,自炊して,仕事している。
大学ないと,余分なことにエネルギーをとられないので,
好きなことやれて,仕事がはかどる。よい。
(あと一日しかないけどね)
というわけで,
とりあえず,3日坊主にはならずにすんだ。
しばらくは,続きそうである。
立場が,人の意欲や能力を規定する。
その点では,年末に100人の人の前で,
自分の価値観と人生のミッションを宣言したことは,
自分を逃げられない立場に追い込んだ,という意味で,
よい束縛を生み,
(少なくとも今のところ)よい効果を生んでいると思う。
淡々と,努力を続けていきたい。
さて,先日,前から友だちに誘われていた
ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Gree」
なるものを始めてみた。
GREE事始(ことはじめ)
友人が誘ってくれたので,
GREEなるものを始めてみた。
いちおう,
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)※の中では,
老舗なんだそうである。
(※乱暴な解説
:ソーシャル・ネットワーキング・サービスとは,
ブログに似たサービス。
ただし,登録制なので,内輪的であり,
それゆえ,ブログよりはもう少しツッコンだ付き合いが
できるような仕組みのサービスのことである。昨年くらいから流行)
しばらくいじって遊んでみたが,
ふむ,なかなかおもしろい。
「友だちの友だちは,友だち」方式で,
人とのつながりをたどっていけるのが,
いちばんのおもしろさだろうか。
友だちが増えたような錯覚を与えられて,たのしくなる。
ブログ(を含むホームページ)だと,ほとんど,
誰が見ているかわからない。
現在の当ブログの訪問者の約半数は,検索エンジン経由の一見さんである。
一方,GREEだと,訪問者の「顔」が見える。
訪問履歴がハッキリ残るし,
気になったら,その人のプロフィールページを見ればいい。
ブログ → 開放系。
海原に漂って,ひとりで木切れにつかまって浮かび,泳いでいる感じ。
GREE → 閉鎖系。
どこかの温室にいるような安心感がある。
そんなようなイメージを,まず受けた。
「SNSという仕組みは,なるほど,確かによくできてるなぁ,
この仕組みを考えた人は,カシコイ」と感じた。
(ただし,この「友だちの友だちだから安心できる」という安心感が,
本当に信じていいものか,
それともヒトの心理・認知システムの弱点をうまくついた
“巧妙な”仕組みによって生じる錯覚であるかは,一考の余地がある。
まだ始めたばかりなので,判断を保留する。いずれ論じよう。)
動作が軽いのもよい。
うちの超低速回線でも,ストレスなく,
サクサクとサーフィンできる。
また,母校検索によって,
ずっと連絡の途絶えていた友だちとネット上で再会したりもした。
(初恋の人の名前もいちおう検索してみたが,こちらは,出会えず(^^;)。
出会ってどうする,って話であるが(^^;))
さらには,
ネットワーク・人間関係のひとつのモデル・研究対象としても,
なかなかおもしろい。
GREEの「ともだち」登録・分布などを分析すれば
証明できるネットワーク論の命題は,いくつかあるだろう。
(こんなことくらいは,誰でも思いつきそうなので,
すでに誰かがどこかで研究してるにちがいない。どっかの社会学部とかかな。)
ぼくも,しばらく,いろいろいじったり試してみて,
アマチュア的に観察・研究してみるつもりだ。
GREEからこのブログへどれくらいのトラフィック(人の流れ)
があるのかも,興味あるところである。
いちおう,プロフィールページにリンクを貼っておいてみた。
いま実験中のアクセス増加実験ともからめて,
動向を追跡したい(というか,白状すると,
最初はこれがメインのお目当てで,登録してみたのであった(^^ゞ)。
もし参加されたい方がいたら,
言ってくだされば,招待メール送ります。
あと,Greeと他社のサービスの違いを教えてくれる人,募集。
どのていど違うんだろうか。