2006年02月14日

【ほ】保全生態学研究日誌#001 扉は開かれた!

テスト,無事終了。春休み,突入!
ビバ。ビバビバ。

その足でそのまま,研究室へ。
ボスと,何回目かの面談をし,今後の予定を相談。

とりあえず,来年度の卒論テーマに関わる
・個体群生態学
・里山
の本を,1冊ずつ紹介され,春休みの宿題となった。
(後述。前者は洋書だー。洋書は初めて。ドキワク)

とりあえず,
・教科書でのおべんきょー
・フィールドの選定 かつフィールド調査の基礎的技術・知識の習得

の2つが,当面の課題であり,
2つをバランスよくこなしながら,進めていくことに。


Kadoyaさん,という博士課程のセンパイを紹介していただく。
この方もだが,なんかもう,研究室中から,
「猛者(もさ)」の匂いが,プンプンと(笑)。

こういう舞台を,求めていた。
自分が全力を出してぶつかっても,平気で受け止めてくれて,
「次はあそこだよ。あそこに登ってみ」と
もっと高いステップを次々示してくれるような,
そういう環境を,ずっと,大学でも,渇望していたのだ。

そういう努力は,テストで優をとる努力と違って,
限界はないし,
人を蹴落とさなくていいし(むしろ積極的に協力した方が,
お互いの利益になる場合が多い),
だから,とても生産的だ。

そしてなにより,
ぼくが科学研究の世界を素晴らしいと思うのは,

 どんなペーペーの,ド素人の若者でも,
 (原理的には)世界のトップの科学者や,
 過去の数々の偉大な科学者たちとだって,
 対等に議論できる

という点である。

(原理的には)権威や権力がものを言わず,
「実験」という絶対的評価基準(検証手段)によって,
全てのシロクロがつく勝負。
どんなに非常識でバカな仮説を立てても,
それが実験で証明されれば,そいつの勝ち!な世界。

そこでは,
若者も,じーちゃんばーちゃんも,
子供も,大人も,
男性も,女性も,
全員が,1コの独立した個人として,対等。
(もちろん,人としての礼儀は必要だし,
現実では,全てがそうではないことも,知ってますけどね。
でも,原理的には全員,対等なのだ)

そういう世界って,すばらしいではないか。
全ての人に,平等に,チャンスが開かれている世界
(必ずしも「結果の平等」ではない。ねんのため)。
自分の努力次第で,どこまでも行ける世界。
かつ,人を蹴落とさなくても,
「みんなが勝ち!」が成立しうる世界。
(だって,努力の方向も,人それぞれで,
 これまた,無限だから。)

ずっと,そういう世界に行きたかった。
目の前でそれを見せられながら,
柵で囲われ,おいしくもないニンジンをぶらさげられ,
なだめ,すかされ,
(もちろん,それは未熟なコドモを守り育てる仕組みだったので,
感謝はしているのだけれど,でも…………ね)

そしてやっと,今日,放たれた!

もう,ガマンしなくていいのだ。
遠慮なく,際限なく努力していいのだ。
どこまでも,突っ走っていいのだ。

もうホント,マジで,うれしいっす(嬉)。
がんばります。ぼちぼちと。

今日から,本格的な研究者人生の幕開けだぁ!!!

まずはきちんと,
基礎のおべんきょうから始めます。
知識も技術も,全然,足りない!(嬉)

そんなわけで,
今日から不定期で,研究日誌もつけていきたいと思います。
今後をおたのしみに〜〜♪


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2006年01月21日

二宮果樹園 宿泊実習報告

二宮果樹園 宿泊実習報告

あまりに濃密過ぎて,
すでに記憶があいまいである(^^;)。
思い出せる範囲で記すことにします。

写真は未整理なので,後日追加予定。

1月16日(月) 講義,モモ剪定  カキ剪定
1月17日(火) ナシ剪定     キウイ剪定,講義
1月18日(水) ブドウ剪定    土壌管理
1月19日(木) 神奈川県研究センター見学
1月20日(月) ハッサク収穫   ハッサク調整,まとめ

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