■たのゼミ分子模型講座報告(2)
随分あいだが開いてしまいましたが,報告その2です。
(参考:8/11
たのゼミ分子模型講座報告(1))
今回は技術的なことの記録ですので,
興味のない人には全くツマンナイと思います。
読み飛ばしてください。
分子模型を作ろうとする人のために,記録を残しておきます。
●ぴかぴか絵の具
スチロール球の色塗りは,今回,「ぴかぴか絵の具」という商品を使いました。
楽知んメーリングリストで訊いてみたところ,オススメされたからです。
確かに,「ぴかぴか」と名乗っているだけあって,美しいです。
乾燥も早くて,使い勝手もいい。
ただコストが水性ペンキに比べてやや高めなのと,
扱っているお店が少ないのが難点です。
だいたい1びん(1250円)で,スチロール球900コくらい塗れます。
製造元は
創作紙粘土協会 TEL06-6996-5171
大阪府守口市南寺方東通6-15-27
http://www.nihon-kyozai.co.jp/sousaku/sousaku.html
です。
なぜか,「粘土協会」なる会社が作っています(^^;)。
またホームページにはぴかぴか絵の具のことは全く載っていませんでした。
そこで,直接電話をかけて,扱っているお店を教えてもらいました。
関東だと,
ユザワヤ
http://www.yuzawaya.co.jp/
などで扱っているそうです。
ぼくが購入したのは,吉祥寺にあるユザワヤさんでした。
8階(6階だったかな?)の,粘土売り場に置いてあります。
ただこれも,1回目に行った時は色の種類が足りなくて,
わざわざ取り寄せてもらいました。
めんどくさかったです。
●球の色塗りのコツ
師匠の宮地さんから教えてもらった球の塗り方のこつは,
1.発泡スチロール球の穴に,つまようじの「頭」をさしておく。
逆だと,3でさすときに不便。
2.つまようじをもち,ハケを固定して,つまようじを回転させて
塗る。
正確にいえば,ハケは上下に移動,つまようじは回転。この技術がないと
1000コとか塗るのは無理(^^;)。
3.発泡スチロールの板などに,つまようじをさして乾燥。
4.数日放置したら,つまようじをさしたまま袋に入れて保存。
つまようじはとってもいいけど,そうすると,球と球がくっつく確率が
たかくなるので,くっついてしまう確率も高くなる。
でも,乾燥の具合で,つまようじはとっても大丈夫。
です。
やってみると,そんなに難しくないです。
そして単純作業なのでつまらないかというと,実はこれが,結構たのしい(^^;)。
ひたすら塗っていると無心になれて,なんかいいんです(^^;)。
あと追加で
5.塗った球がくっつく場合は,日光(直射日光でなくてもいい)に当てるといい。
塗料は紫外線に当たると固まるらしい
とのことでした。
塗る時間は,だいたい目安として1時間に100コくらいです。