2004年09月01日

たのゼミ分子模型講座報告(2)

■たのゼミ分子模型講座報告(2)

随分あいだが開いてしまいましたが,報告その2です。
(参考:8/11たのゼミ分子模型講座報告(1)

今回は技術的なことの記録ですので,
興味のない人には全くツマンナイと思います。
読み飛ばしてください。

分子模型を作ろうとする人のために,記録を残しておきます。
●ぴかぴか絵の具

スチロール球の色塗りは,今回,「ぴかぴか絵の具」という商品を使いました。
楽知んメーリングリストで訊いてみたところ,オススメされたからです。

確かに,「ぴかぴか」と名乗っているだけあって,美しいです。
乾燥も早くて,使い勝手もいい。

ただコストが水性ペンキに比べてやや高めなのと,
扱っているお店が少ないのが難点です。

だいたい1びん(1250円)で,スチロール球900コくらい塗れます。


製造元は

創作紙粘土協会 TEL06-6996-5171
大阪府守口市南寺方東通6-15-27
http://www.nihon-kyozai.co.jp/sousaku/sousaku.html

です。

なぜか,「粘土協会」なる会社が作っています(^^;)。
またホームページにはぴかぴか絵の具のことは全く載っていませんでした。

そこで,直接電話をかけて,扱っているお店を教えてもらいました。

関東だと,
ユザワヤhttp://www.yuzawaya.co.jp/
などで扱っているそうです。

ぼくが購入したのは,吉祥寺にあるユザワヤさんでした。
8階(6階だったかな?)の,粘土売り場に置いてあります。

ただこれも,1回目に行った時は色の種類が足りなくて,
わざわざ取り寄せてもらいました。
めんどくさかったです。


●球の色塗りのコツ

師匠の宮地さんから教えてもらった球の塗り方のこつは,

1.発泡スチロール球の穴に,つまようじの「頭」をさしておく。
  逆だと,3でさすときに不便。

2.つまようじをもち,ハケを固定して,つまようじを回転させて
  塗る。
  正確にいえば,ハケは上下に移動,つまようじは回転。この技術がないと
  1000コとか塗るのは無理(^^;)。

3.発泡スチロールの板などに,つまようじをさして乾燥。

4.数日放置したら,つまようじをさしたまま袋に入れて保存。
  つまようじはとってもいいけど,そうすると,球と球がくっつく確率が
  たかくなるので,くっついてしまう確率も高くなる。
  でも,乾燥の具合で,つまようじはとっても大丈夫。

です。
やってみると,そんなに難しくないです。
そして単純作業なのでつまらないかというと,実はこれが,結構たのしい(^^;)。
ひたすら塗っていると無心になれて,なんかいいんです(^^;)。

あと追加で

5.塗った球がくっつく場合は,日光(直射日光でなくてもいい)に当てるといい。
  塗料は紫外線に当たると固まるらしい

とのことでした。

塗る時間は,だいたい目安として1時間に100コくらいです。

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