2004年08月05日

レーウェンフックの顕微鏡を作る

自作の顕微鏡
■レーウェンフックの顕微鏡を作る

という夏期集中講義に2,3,4日と出ていました。

(そのおかげで更新が滞っていました。
夏休みはイベントがあったり,逆にネタがなかったりで,不規則な更新ペースになると思います。
よろしくご了承のほどを。)

レーウェンフックという人は今から300年ほど前のオランダの科学者で,
自分で作った顕微鏡(なんと最大倍率300倍近く!)を使って微生物や精子を観察したという人です。
(レーウェンフックについては,『初等科学史研究MEMO』の第3巻に詳しい記事が載っています。)

今回の講義はそのレーウェンフックの顕微鏡を元に,
自分達でオリジナルの単焦点式顕微鏡を作ろう,というものでした。
しかしぼくはちょっと不満でした。
というのは,いきなり「自分オリジナルのデザインを考えろ」と言われたことです。
知識も工作技術もろくにないのに,いきなりそんなの無茶苦茶です。

当初は腹を立てて,欠席してやろうかとも思ったのですが,
まぁせっかくだし,と思い直しまして,ともかくもトライしてみることにしました。

んで,ヘボいデザインセンスと,つたない工作技術でなんとかできあがったのが,写真の顕微鏡です。

なんとかプレパラートの珪藻の細胞を見ることができました。

自分の作品の出来にはあまり満足できませんでしたが,
製作の悪戦苦闘の過程をとおして,
300年前にあんなにも精巧な顕微鏡を作ってしまったレーウェンフックのすごさや,
普段当たり前のように使っていた現代の顕微鏡のすごさ,
を実感できたのは収穫だったかな,と思います。

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