2005年09月10日

悪夢と,それによる心境の遷移

■悪夢と,それによる心境の遷移

悪夢を見た。

超悪夢。
世の中の全ての人が,ぼくに対して
いわれのない悪意や敵意を持って接してくるように感じられて,
怖くて,でも,どこに逃げても悪意はついてきて,
(というのは当然で,それは勝手にわたくしの心が生み出したものですので,
離れられないのは当然なのです。
でも,見てる時はそんな分析をしてるヒマはなく,必死)

限界に達したところで,パン,と夢ははじけ,
部屋の天井が見えた。
一瞬,夢うつつでなにがなんだかわからず,
しばらくして,ようやく,夢であったことを理解し,
心底,ホッとした。

強がりや,変な意地や,怯えや,
そういうものはキレイに押し流されて,
素直な気持ちだけが残っていた。

いちばん会いたい人に,メールをした。
久しぶりに,素直な気持ちが書けて,
とんでもなくみっともない文面になったけど,
そのまま送った。

送った後,
また,びぇーびぇー泣いた。

夢の内容を反芻しながら,
全て,思い当たる現実世界での出来事があって,
苦笑した。
相当張り詰めて,ストレスをためこんでいたんだなぁ,
と思った。

パソコンを立ち上げてメールを読むと,
ある人から,なぜか,
「イクラを送ります」という申し出が届いていた。
なぜにイクラ??と笑いつつ,
でも,こころがじんわりあったかくなった。
また少し泣きそうになった。


正直に白状しよう。
いまのぼくは,まだまだ,思いきり,
祖母の死をひきずっている。

2日に1回は泣いているし,
神社でひとりでぼーっとしながら泣いたり,
実験を抜け出して公園でひっそり泣いたり,

そのくせ,友達の前では絶対にそれを見せず,
極力明るく振る舞おうとしてしまい,

そのことを知っていて心配してくれる人は,
気を遣われることが嫌で,無理にでも遠ざけようとし,

でもそんなことしてると当然疲れるから,
すぐにひとりになりたくなって,

でもひとりになるとさびしくて,
また泣く。

事実と向き合うことから逃げて,
必死に本ばかり読んでいる。

テレビで,
どんな下手くそなイモ芝居で俳優が泣いていても,
一瞬で自分を重ねて,じわりと涙が溢れてくる。

いまのぼくは,概ね,そんな状態である。


祖母は,91歳だった。
だから,誰も文句を言う人はいないし,
大往生だったと思う。

でもそれでも,
悲しいものは,悲しいのだ。
文句なく,悲しい。

悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい
悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい
悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい

悲しいのだ。

もう絶対に,二度と,あの人には会えないのだ。
棺桶からのぞていた,花に囲まれて,穏やかに眠るような横顔が,
ふとした瞬間に,繰り返し,フラッシュバックする。
気を抜くと,すぐに泣きそうになる。

あの人は,2時間足らずで,
喪服の集団が休憩室で弁当を食べ,談笑しているうちに,
ひとりで,骨だけになってしまった。

骨は,骨粗相症で,ボロボロだった。
カルシウムの塊は,少し,黄色かった。
係員のテキパキとした指示で,骨を拾わされた。

一部の大きな骨だけを取り出し,
残りは,廃棄処分である。

たった2時間で,
まだ生きているかのようだった遺体は,
完全に,骨の残骸になってしまった。

ぼくの脳みそは,その事実にひどく混乱し,
それを,無理矢理封印した。

火葬場からの帰りのバスの中で,
珍しく,車酔いした。
嫌な汗がダラダラ出てきて,
着慣れない喪服のYシャツが,ベタベタと体にまとわりついて,
すごく気持ち悪くて,不快で,
吐きそうだった。

斎場で降ろされて,
車で家に帰った。

家に着いて,
骨壷と遺影を壇に安置して,
あぁ,もう終わってしまったのかと,
ぼやーっとした頭で思って
ほとんど実感が湧かず,
かわりに,ふわふわとした浮遊感があった。


死は,受け止めるには,あまりにも大き過ぎた。
意識の外に押しやり,無理矢理,フタをした。
そして,
本音を書くはずのブログでさえ,強がりを書いた。
強がっていないと,自分を支えていられなかった。

世の中は,
ぼくの気が済むのを待っていてはくれないのだから,と。

結果,どんどんどんどん,神経が張り詰めていった。

限界である。疲れた。



久しぶりに,本音を書きました。
(いや,別に前の記事とかが,ウソだったわけではなのですけどね)
少し,スッキリ。

まぁべつに期限があるわけではないので,
時々こんなふうにガス抜きをしたり,
思うところを書きつづったりしながら,
少しずつ,自分で整理をつけていきたいと思います。

もっと器用に,カシコく,
なめらかに生きられたらいいのにねぇと,
思わんでもないですが,
まぁ,そのへんは,ほとんどあきらめました。

急発進や急ブレーキを繰り返しながら,
カクカクしながらしか,生きられないようです。
性能悪いのよね,ははは。
Posted by gandhi at 18:07│Comments(2)TrackBack(0)記事編集心の底

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この記事へのコメント
とても気持ちのまっすぐな人ですね。

みんな誰しも性能悪いクルマですが
それをごまかしごまかし休みなく走ってる人や
たまに休んでガソリン入れて、ちょこっとずつ走ってる人
いろんな人がいます。
それでいいんだと思います。
走るのを、やめさえしなければね(^^)。
Posted by やっすん at 2005年09月10日 20:25
>やっすんさん

(^^)。
Posted by ガンジー at 2005年09月11日 11:12