2005年07月24日

歌舞伎「十二夜」観劇記

■歌舞伎「十二夜」観劇記

先週の火曜日(19日)に,
大学の友達と歌舞伎を観てきました。
観たのは,シェイクスピア『十二夜』歌舞伎バージョン@歌舞伎座

当日の行動はこんな感じ。

13:00 地下鉄月島駅集合,「いろは本店」にてもんじゃ焼きを食す。
15:00 勝鬨橋や築地市場など冷やかしつつ,歌舞伎座まで散歩。
16:00 開場
16:30 開演
21:00 閉幕


以下,レポート。
●1.プレツアー:月島もんじゃ
午後1時に月島駅へ。
歌舞伎ツアーの主催者ぴろしくんは,
バイトの欠勤届を出し忘れて呼び出され,来れず。

したがって参加者はあんどさん,まっぃさん,ハマダさん,わたくし。
美しい女性3名とご一緒させていただき,たいへん,シヤワセ。うぱうぱ。

もんじゃ“も”,おいしかった。
もんじゃ3つと,焼き野菜,焼きそば,
デザートのシャーベットまでついて,1500円。
さらに,ぐるなびのクーポンにより10%引で1350円に。

もんじゃの焼き方がわからなかったので,
おねーさんにお願いしたら,
さすがプロ!な手つきで,手早く焼いてくれた。

のんびりもんじゃをつつきながら,たのしくおしゃべり。
なんとも豊かな休日。
田無実習以来ずっと張り詰めていた神経が,
すぅっと緩んでいくのを感じる。
ずっと「オン」だったスイッチが,ようやく「オフ」に。
なんかやっと,夏休み〜な気分なのである。ふぅ。


●2.築地界隈散歩
おなかいっぱいになったところで,歌舞伎座へ向けて歩き出す。
勝鬨橋(かちどきばし)を渡る。いまはもう開かない,跳ね橋。
そう,勝鬨橋といえば,両さんである。

「勝鬨橋よ開け!」だったか,そんなタイトル「勝鬨橋 開け!」というタイトルの,いい話があった。
『こち亀』の下町人情話は,ホロリと来る名作が集まっていて,好きだ。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第71巻)


続いて築地市場へ。
当然ながら,この時間にはセリはもう終わっているが,
それでもトラックが出入りし,渋いおっちゃんたちがウロついている。
その中で,明らかに浮く,女性3名と男1匹の一行(^^;)。
山盛りの発泡スチロールを脇に見ながら,そそくさと脱出(^^;)。

数日前に梅雨明けが発表され,季節はすでに,夏である。暑い。
築地本願寺へ寄ろうかとも思ったが,
(このへんはボチャラリさんの講義で来たことがあるので,けっこう詳しいのだ)
早めに歌舞伎座に着いて休憩することに。

●3.歌舞伎座
15時半,歌舞伎座着。
歌舞伎座の全景

ちょうど,午前の回のお客さんが吐き出されてくるところだった.
じーちゃんばーちゃん,おじさんおばさんが多いが,
中には,若い女性も混じっている。若い男性は,ほとんどいない。

歌舞伎座の入り口

着物を来た人もちらほら。ええなぁ〜。
仲良く手をつないでデートのじーちゃんばーちゃんも。
ええなぁ〜。
いつまでも仲睦まじい夫婦というものに,憧れるのであった。

16時,ぴろし君合流。中へ。

売店を冷やかす。
役者さんのプロマイドとか,幕間に食べるお弁当とか,
手ぬぐいや扇子,さまざまなグッズを売っている。

これと似たものを,どこかで観たことがある,と思う。
小さい頃に行った野球のスタジアムの雰囲気に,非常によく似ている。

そう,今でこそ「文化的」とか言われている(?)が,
きっと昔は,歌舞伎は大衆演劇だったのだろう。
今で言えば,アイドルのコンサートみたいなものか。

 (アイドルのコンサート+テレビの2時間ドラマ)÷2×時間のマイナス乗=歌舞伎

という勝手な公式を発表しておく。


●4.歌舞伎鑑賞
席は,3階席。
花道が見えない点を除けば,舞台全体を見渡すことができるし,
悪くない席である。
オペラグラスを持っていくと,さらによいだろう。
(いま書いていて気付いたが,「オペラグラス」の「?撻蕁廚蓮
あのオペラ? だとしたら,まさに歌舞伎にもうってつけである)

3階席からの様子
幕の開いている間は撮ってはいけないので,せめて幕間にパチリ。
幕の色を見て,「あ,くいつきヘビの歌舞伎紐の色だ!」と
思ったわたくしの思考は,完全に本末転倒である(^^;)
※わかる人だけわかるギャグです。気にしないでください)

内容は,ネタバレになるので,ここには書かない。
ただ,たいへんわかりやすかったことだけ,書き記しておく。

もっとわかりにくいものかと思っていたが,
そんなことは全然なかった。
現代劇のセリフを,多少文語調にアレンジした感じ。
脚本もシェイクスピアだし。

しかし歌舞伎独特の間や見得は,さすが,という感じであった。
肚から出している感じの太い声も,びりびりと響いて来た。
かっこよかった。

客席から,「よろづ屋〜!」「よっ,○○屋!」と声が飛ぶ。
役者の屋号らしいのだが,
どうも見ていると,あれは感嘆詞のようである。

今で言えば,「チョウカワイイ〜!」とか,
「スゲェ!」とか,そんな感じだろう(^^;)。

あるいは,アイドルのコンサートで親衛隊が叫ぶ,
「I love セイコー!」や「キャー!クサナギく〜ん!」あたりが,
いちばん近いだろうか(^^;)。

劇の内容にしろ,客席のリアクションにしろ,
本質的なところは,今も昔も全く変わらないのだなぁ,と思う。
だからこそ,何百年前に発明された文化が今でも残り,
数百年前に書かれた脚本が,いまでも通用するわけである。

百年単位では,ヒトの形質は変わらないので,
考えてみれば,アタリマエである。
特に現代の社会では,自然淘汰はほとんど起こらないので……

やや,いかんいかん,ついつい話題が好みの方向へ……(^^;)。


途中,2回の休憩(この間に弁当を食べるのが,
正しい歌舞伎の楽しみ方らしい)をはさんで,
21時,めでたしめでたしで閉幕。

いや〜,たのしかった。
人生で一度くらい歌舞伎を観てみるのも,悪くはないですぞ。

そんなわけで,夏休みのある良い一日の報告でした。
主催者のぴろし君はじめ,付き合ってくれたみなさん,
ありがとうございました〜(^^)


Posted by gandhi at 12:00│Comments(0)TrackBack(0)記事編集そのほか雑記

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