2004年06月26日

駒場のオススメ講義・教官(3)石浦章一

オススメ教官(3)石浦章一
■駒場のオススメ講義・教官(3)石浦章一

この人は駒場の名物教官,Mr.エンターテイメントですね。有名です。

ぼくは去年,「生命科学1」という文系向けの講義をモグリで受けました。
確かに話が上手い,おもしろい。サービス精神旺盛で,すばらし8かったです。

ただどうかなぁ,最新のトピックとかを盛り込んで,話はおもしろかったけど,
生物学の基礎的知識をキチンと身に付けるのにはやや不足かなぁ,という気はしました。
まぁ,週1回の講義でそこまで要求するのは無理かな。

これからの時代,文系のヒトビトであっても生物学の知識を持ってた方が間違いなくよいわけで,
そういう「入門」としての意味では,いい講義かもしれません。

石浦さんは他にも理系向けの「生命科学基礎」(通称「ナマキソ」,これは必修)も担当されてるので,
そっちの方にモグった方がぼくには合っていたのかもしれません。


ま,そんなわけで,駒場に来たなら,石浦さんの講義は,
一度は受けてみるといいでしょう。オススメします。
──────

と,ここまで下書きしてあったのですが,
昨日生協を冷やかしていたら,こんな↓本を見つけてしまいました。


『遺伝子が明かす脳と心のからくり−東京大学超人気講義録』
著者:石浦章一
発行:羊土社
価格:¥1680-


「超人気講義録」と堂々と書名につけるところがスゴイなぁ…(^^;)。


【参考サイト/書籍】

東京大学研究者データベース:石浦章一

サイエンティスト・ライブラリー:石浦章一
(冒頭の写真はここから拝借させていただきました)

石浦研究室

講義ではニコニコで,サービス精神超旺盛な石浦さんも,
3・4年生,院生の人たちにはけっこうキビしいというウワサ…
(あくまでウワサです。真偽のほどはわかりませんので,悪しからず。)



『IQ遺伝子−知性は遺伝するか』

書名と表紙から見るとアヤしいトンデモ本みたいに見えてしまうけど,
内容は至極まともな本です。
でも石浦さんは本を読むよりはライブを聴く方がいいと個人的には思います。


『よくわかる生命科学−人間を主人公とした生命の連鎖』

ぼくがモグった講義で教科書として使われてたのは,この本。
そんなに悪くない本ですが,生物学の基礎知識を身に付けるなら,
やっぱり以前紹介した清水龍郎さんの『生物自習書』がイチバン!だとぼくは思います。



【この連載について】

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この記事へのコメント
「超人気講義録」というのはイタすぎですねえ…。まあ、面白いってのはたしかなんですが、ガンジーさんの言うように「生物学の基礎的知識をキチンと身に付けるのにはやや不足」でした。僕は昔やってた「200X」みたいな感じで聴いてました。今ではさっぱり忘れてしまいました…。
ただ、東大から一般向けの本が出るってことはいいと思いますね。全国の高校生の中には夏休みにちょいと読んでみようかってな人もいるだろうし、それに変な「神話」みたいなのが崩れるような気もします。最近では石浦さんの本以外にもテーマ講義が出版されたりしてますよね。オムニバス読み切り出し、いいことだと思いいます。むしろ、「生命科学の現在」「心とことば」なんかも本になるんじゃないですかねえ…。
Posted by けっち at 2004年06月26日 16:50