2004年03月30日

尼崎たのしい授業フェスティバル報告(2)分子模型セット

■尼崎たのしい授業フェスティバル報告(2)分子模型セット

分子模型3種の神器日記にも書いたように,発泡スチロールで分子模型を作るための道具一式を購入しました(写真)。

これは愛知の山田正男さんという人が製作されているもので,発泡スチロール球で簡単に分子模型を作ることができる画期的な道具なのです。
発泡スチロール球で簡単に分子模型を作れることのどこが画期的なのか,と言いますと,これによって(1)誰でも簡単に,(2)安く,分子模型を作れるようになったのです。

それまでは分子模型というと専門業者さんの売っている,プラスチック製の高価なものしかなく,職業研究者でない普通の素人にはとても手が出ない代物でした。

それが1985年の仮説実験授業研究会の吉村七郎さんらによる,発泡スチロール球での分子模型づくりの発明と,
その後の研究・発展により,今では分子模型づくりはごくふつうの人々にも耐えられる〈たのしい知〉となったのです。

おっと,なんだか理屈ばかり書いてしまいました。
実際どうやって作るのかも,簡単に説明しておきましょう。

まず写真左に見えるのが,「分子模型カッター」です。
中央が「分子模型穴定規」,右の3つが「分子模型角度定規」です。
この3種類を合わせて,「分子模型3種の神器」といいます。

作り方は,
(1)発泡スチロール球にあらかじめ色を塗っておく。
(2)穴定規に発泡スチロール球をはめ,
(3)角度定規でカット面の角度を決めて,
(4)電熱線カッターでスススッと切る
(5)切ったパーツをボンドで貼り合わせる
という流れになります。
まぁでも,やってみないとあんましわからないですよね。
完成品が,写真のようになります(写真はサリドマイド)。
サリドマイド









ともあれ,これで念願の道具が入手できたので,ぼくは分子模型職人への道をひた走ってみたいと思います。
うひょぉ,た〜のしみだぁ:-)。



【参考書籍・リンク】


発泡スチロール球で分子模型をつくろう

分子模型を作りたいと思ったらまずは初めの1冊。オススメです。

分子模型関連のサイトは検索サイトで「分子模型」と入れて検索するとたくさんヒットしますが,
ぼくの見た限りで優れているのは,
scilla
学び工房eichi
でしょうか。他にもいろいろあると思いますので探してみてください。

また,カット済みの完成品は
ピーターパン第3作業所
で買うことができます。

分子模型関連の様々なグッズ─分子模型ストラップ,キーホルダー,下敷き,などなど─は
仮説社
で注文することができます。
上記の『分子模型をつくろう』も仮説社から刊行されている本です。
Posted by gandhi at 08:49│Comments(0)TrackBack(1)記事編集楽知ん日記

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【オススメHP】小樽分子模型の会 分子模型絡みで,オススメサイトをひとつ紹介。 ・小樽分子模型の会 山田正男さんの分子模型カッター・定規で分子模型を作る方法を, 小樽の斎藤さんという方がわかりやすい資料にまとめられています。すばらしい出来です。 資料.
【オススメHP】小樽分子模型の会【ガンジス川のほとり〜ガンジーblog】at 2004年09月02日 20:36