空飛ぶ教授のエコロジー日記:[保全]国立公園のシカ問題
生態系保全のために、シカを駆除するという考え方には、
「かわいそうだ」という批判的意見がつきまとう。
確かに、ただ殺すだけでは、かわいそうだ。自然の恵みをありがたくいただくべきだ。
もともと、人がシカを採ることで、日本の生態系が成り立ってきたのである。
「自然との共生」をめざすなら、人がもういちど食物連鎖の中に入り、シカを食べる必要がある。
(中略)
シカを食料として資源化すれば、「駆除」が経済活動として成立する。
その結果、シカ問題を市場原理によって解決できるかもしれない。
昔,シカというのはそんなにヒトによって消費されていたのだろうか?
昔はニホンオオカミとか,ヒト以外の捕食者もいたと思うのだが,
それらとヒトと,どちらがメインの捕食者だったのだろう?
まぁでも現状では,ヒトが食べるくらいシカ,
シカを“活かす”方法はないのかなぁ……
シカっておいしいのだろうか?
食べたこと,ないや。