ここ2ヵ月くらいずっと,この冊子を編集していました。
それが昨日,ようやく完成。
誌名を『たのしい知,みっけ!』と言います。
キャッチフレーズ/コンセプトは,
これからの成熟経済時代を豊かに生きるのに役立つ〈たのしい知〉を発掘し,
積極的にそれを吹聴しよう
というもの。
以下,1ページ「編集人から読者へ」を転載ス。
もしこれを読んで興味を持たれた方は,
gandhi_blog@yahoo.co.jpまで,ご連絡ください。
通信販売を受け付けております。
これからの成熟経済時代を豊かに生きるのに役立つ〈たのしい知〉を発掘し,
積極的にそれを吹聴しよう
編集人から読者へ
『たのしい知,みっけ!』という冊子を発行することになりました。
これがNo.1,創刊号です。
我々は昨年度まで「たのしい授業ゼミ」(通称「たのゼミ」)
という組織で活動してきました。
たのゼミは元々,2000年に,
当時,千葉県の高校教諭を休職し東京理科大学の大学院に通われていた
塚本浩司さんのよびかけによって始まりました。
毎週金曜日の夕方に集まって,
仮説実験授業やものづくりをたのしむ自主ゼミ
というスタイルでした。
当初は東京理科大学の有志が集まって始まったゼミでしたが,
たのしい匂いに引き寄せられて,
次第に理科大以外からも参加者が集まるようになりました。
その後,たのゼミは主催者の交代に伴う解散と再結成を繰り返し,
昨年度は,中心メンバーの就職に伴って,定期的なゼミは開かれず,
「パソコンのメーリングリストでゆるやかにつながりながら,
各人がそれぞれ不定期に,単発の授業書体験講座やイベント,
ツアーを開催する」という形態となりました。
また,塚本浩司さんにより新たに「たのゼミ研究会」が組織され,
それまでの〈授業書中心のゼミ〉ではなく,
〈各自がレポートを持ち寄る研究会〉という実験もなされました。
これは毎月1回開かれました。
この「各自が各自の皿(=組織)を回す」という試みは,
予想以上の成功を収め,
昨年度は,〈授業書体験講座〉が6回,
水族館ツアー,大道芸ツアーなどの〈ツアー系〉が5回,
そのほかにも分子模型作り講座など,
さまざまな楽しい会が企画されました。
また月イチの研究会でも,活発にレポートが持ち寄られ,
その中からは仮説社の『たのしい授業』という商業誌に掲載されるような
優れたレポートやミニ授業プランも,いくつか生まれました。
しかし,メーリングリストだけでは,
それらの研究成果がどんどん流れて埋もれていってしまうことも,
同時に明らかとなりました。
そこで,今年度は
「それらの研究成果を印刷メディアにまとめる」
という実験をしてみることになりました。
そこでできあがったのが,この
『たのしい知,みっけ!』という冊子です。
冊子名には,
「これからの成熟経済時代を豊かに生きる上で役立つ
〈楽しい知〉を発掘・発見し,
積極的にそれを吹聴しよう」というメッセージを込めました。
また,それに伴い,たのゼミは正式に解散・消滅し,
新たに「たの知み学会」(「たのしい知みっけ!学会」(^^;))
が立ち上がりました。
今後の活動に期待していただければ幸いです。
またもしよければ,ぜひあなたも,
たの知み学会の活動にご参加ください。
一緒に楽しいことをしませんか?
『みっけ』編集人 ○○○○(ぼくの本名)