■東大紹介シリーズ(14)駒場の銀杏並木とそれにまつわるジンクス
ひさびさの東大紹介シリーズ。
駒場の銀杏並木が,見事に色付きました!
今回はいつもよりひとまわり大きめの写真でお届けします。
この銀杏並木,北大のポプラ並木(※)ほど知られてはいないけど,
いちおう東大の名物のようで,東京大学のマークにもなっています。
(※→そういえば,このポプラ並木,今年の台風18号で倒れて大変だったようです。
現在,北大の方で,
再生支援金を募っています。)
これだけではなんなので,この銀杏並木にまつわるちょいとしたジンクスを紹介しておきます。
そのジンクスとは,
「東大の女子は,1年生の時に駒場の銀杏並木が散るまでに恋人ができないと,
その後4年間,卒業するまでずっと恋人ができない」
というもの。
けっこう嫌なジンクスですね(^^;)。
しかし,まんざら根拠のないことでもないようなのです。
というのは,
この季節はちょうど
駒場祭(11月にある東京大学の学園祭。
今年は(も)ぼくは
サイエンス夢工房に出ていて,行きませんでした(^^;)。なので記事は書いていない)
も終わり,寒くなって人恋しくなってくるの季節なのも手伝って(?),
あちこちでカップルが誕生します。
実際,キャンパス内でも仲むつまじそうに手をつないで歩いている
カップルを目にする確率が,明らかに高くなります。
(くそぅ,うらまやし……ゴホンゴホン)
え〜(^^;),つまりですね,
4月の新歓コンパから始まって,五月祭,駒場祭,と
「出会いの場」としてのイベントが一通り終わってしまうのが,
「銀杏並木が散る頃」なんです。
一般に「東大女子は東大男子とつき合う確率が高い」,と言われています。
(正確な数字は知らないけど,傾向としてはおそらく正しい。
相手の方が「自分より学歴の高い女性」を敬遠したり,
逆に女子の方のプライドが高かったり,いろいろ原因は考えられる)
だから,
1年間過ごして,この季節まで恋人ができない
→この先,新しい出会いはあまり期待できないので,恋人ができる期待値も低い
ということになるのです。
そのへんを鋭く突いた,まんざらうそでもないジンクスなんだろうなぁ…と。
しかしジンクスなんてのはあくまでもジンクスに過ぎないわけで
別に銀杏が散った後でも2年生になっても,新しい出会いは自分次第でいくらでもありますし,
恋人ができないこともなかろう,と思います。
そんなわけで,今日は「恋人欲しけりゃ自分から」という話でした。
…でした??
【補足】
グーグルで調べてみたら,けっこう出てきました。
銀杏並木伝説 いちょうなみきでんせつ
東大の1年の女子で銀杏並木の銀杏が散るまでに彼氏ができなければ
その後卒業するまで彼氏ができないという伝説。
東大の男女比4:1という現実のためにこのような伝説が語り継がれるようになった。真偽の程は如何に・・・?
(
東京大学教養学部オリエンテーション委員会:東大用語辞典より)
銀杏並木がかれるまでに恋人作らないと駒場にいる間には恋人ができない
(
現代特殊民話:校内恋愛のジンクスより)
「東大に入学して駒場キャンパスで過ごす最初の1年の間に
(つまりこの銀杏並木の葉が落ちるまでに)彼氏や彼女を見つけられない学生には、
一生、恋人が出来ない」という恐ろしいジンクス
(
群馬県選出 参議院議員 山本一太:No.0592「イラク国民の本心」2003年11月24日より)
さすがジンクスだけあって,なんかいろいろ細かいばらつきがありますねぇ。
恋人ができないのは,「駒場にいる間」だけなのか,「卒業までの4年間」なのか,
はたまた「一生」なのか…(これは怖ろしいな^^;)。
さらに男子もこれに該当するのか。
まぁ,噂なんてこんなもんですね。
上の「現代特殊民話」さんのサイトによると,慶応にも全く同じ伝説があるそうです。
もしかしたら,そちらの方が本家なのかもしれません。